捕らぬ狸の腹鼓

趣味やお出かけなどの話題を雑多に虚実織り交ぜて

積もって解けて

特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと

 

昨日の朝はカーテンを開けてびっくり!

寒い寒いと思っていたら、外はなんと雪景色!

子どもは喜び犬駆け回るであろう、ホワイトクリスマス・イブになっていました。

このブログを書いていたお昼過ぎの時間帯には、すでにほとんど解けてきていましたが、午前中はしんしんと降り積もっていて、口では「困るなぁ」なんて言いつつも、ちょっとだけ気持ちが高揚していたのも事実。

寒いし滑るし交通渋滞などを引き起こすし、自分を含むたいていの大人にとっては厄介者でしかない雪ですが、そんな事実や理屈とは関係ないところで、心は動いているんですよねぇ。

 

さて、そんな雪を眺めて思ったことを絡めつつ、今年一年の振り返り&来年への抱負を綴っていきたいと思います。

 

・わたしの2022年

(今年をざっくり振り返る)

今年の自分を一言でまとめると、「やればできる(からやるしかない!)」という感じの一年間でした。

「わたしには無理、できない」と思っていたこと(首都高の運転、ジム通い、遠方への出張、一人暮らし、自転車通勤etc.)に挑戦したり、容姿や体型へのコンプレックスから「どうせ似合わないし上手くできないし」と手を出せなかったもの(マッチングアプリ、アイメイク等)に、不格好ながらも取り組んでみたり。

やってみたら案外できるじゃん! というものもあれば、経験値不足や事前調査の甘さ故に無様な結果に終わるものまで、形式的な成果は様々でした。

正直なところ、比率から言えば多かったのは「失敗」に終わったもののほうだった気がします。

ただ、結果を恐れつつも「とにかくやってみる」ということができたのは、間違いなく大きな前進でした。

元来、いろいろなことへの不安が強い性格と杞憂ばかりが浮かんでくる思考を持って生きてきました。加えて、近頃は年歳を重ねるごとに「わたしなんかが今更なにをしたところで……」みたいな気持ちがずんずん増してきています。

そんななかで、わずかばかりでも各方面に一歩や半歩踏み出せたことは、わたしにとって間違いなく大きな変化であり、小さな自信に繋がりました。

 

今までの人生で蓄積された「わたしなんてどうせ……」という卑屈な部分が、解けだしはじめた。そんな2022年でした。

 

2023年にやりたいこと

(新年に向けての豊富な抱負)

・料理が上手くなりたい

基礎代謝をあげて筋肉を付けたい

・クルマの運転技術を向上させたい

・月の半分は自転車で通勤したい

・自転車で100km走りたい

・ブログを最低でも週一は更新したい

(=文章を書くことを習慣付けて、ゆくゆくは小説を書いてまた新人賞に投稿するようになりたい)

・動物園に行きたい

・化粧や身なりに対するコンプレックスを減らしたい

 

羅列するとたくさんあるなぁ……。

我ながらなんと欲深い人間であることか。

しかも、ちゃんと考えたらまだまだまだまだ出てきそうな気もしています。

上手くいくかはともかくとして、とにかく全部にチャレンジしたい!

兎年だしね、いろいろなことに耳を立ててアンテナ張って、そして軽やかに飛び跳ねて行く一年にしていきたいです。

 

 

 

あ、そういえばここまでには書き忘れていたけども、今年に入ってからの(おそらくは最も)大きな変化の一つが、

周囲から、簡易的なお見合い話を持ちかけられるようになったこと

でした。

職場の上司や先輩、恩師などから軽めなものから真面目なものまでいくつかお話をいただきました。

どうも、そういう年齢(こいつは世話を焼いてあげないとまずいぞと周りのひとびとがあせり出す)に差し掛かったというだけではなく、「自分が思うよりももっと寂しそうに見えるらしい」(槇原敬之『まだ見ぬ君へ』)ですね。心配かけてごめん、でもありがとう。

こんなご時世にプライベートについて気にかけてもらえる(&相手方に紹介しても差し支えない人間として評価されている)ということは、ただただひたすらに嬉しいばかりで、ちょっとした面映ゆさも覚えます。

年頃的にもいい年齢だし、客観的に寂しそうに見えるわたしですが、じゃあ実際のところ主観的にはどんな感じなのかといえば……大黒摩季の『夏が来る』が常時脳裏に流れております。

つまり寂しいというかしんどい!

「私が好きになるぐらいの男」には、今のところ、ほんと少なくとも今のところは「目ざとい誰か」はいないと思っているのだけれども、だったらわたしが相手にしてもらえるのかといえばそれとこれとはまったくまったく別問題というね。

だいたい向こうだって同年代なわけだから、今は懇ろな相手がいなかったとて、わたしと同じく周囲が世話を焼いてくれ(てい)る可能性それは海よりも深く山よりも高く……。考えたくないけど、ありえないことではないんですよね。

そんなときに持ちかけられる、条件(年齢職業等)の良い紹介話。

「お見合い相手の付録に一瞬グラッとする」気持ちがわかる日が自分の人生に訪れるだなんてまさか思ってもみなかったんですけども、今年は何度か身をもって痛感させられました。

幸せのカタチは結婚だけにあるわけじゃないって理屈としては知っていても、結婚して子どもがいるひとたちが眩しく見えるときがあるのはなんなんでしょう。

だったらともかく婚活すれば良いのでは! と半ば自棄糞気味にはじめたマッチングアプリでは、今まで意識してこなかった自分の恋愛や人生に対する価値観捉え方優先順位を初めて真正面から突きつけられて、打ちのめされるはめに……。

結婚したいけど、それは恋愛的に好きになった相手とが良くて、どういう相手を好きになるかというとそんなんはもう自分じゃ絶対にコントロールできない。

理屈じゃなくて思考や理性を屈服させるレベルの「大好き!」を感じる相手と結婚したい。じゃあそれはどんなひとなのかと言えば……好きになってみてはじめて「このひとだ!」ってなるわけで。

今まさに人生最大級に「このひとだ!」ってなってる相手はしかし、わたしにそういう意味で興味を持ってくれそうにないし、そのひとが提示しているお相手の条件はわたしにまったく合致しない。

「条件満たしたら結婚してくれますかね?」って訊いてみたい気持ちもあるけど、多分その時点で重いし面倒くさいってなりますわなぁ……。

だったら、そんな感情には蓋をして新しい出会いをさがそうぜともかく婚活すれば良いのでは(以下ループを数回繰り返す)。

恋愛(に限らず人間関係はすべてそうだけども)って、相手がいることだから自分の努力根性気合だけではどうにもならないんですよね。

そんな当たり前の、しかし重たい事実がなんども頭に降り注いできた2022年。

その事実ときちんと向かい合った上で、どう折り合いをつけていくかを決めていく2023年になりそうです。

恋愛感情が解けて消えるか、幸せのカタチへの羨望を蒸発させることができるのか。

しっかり考えて決めて生きていきます。