捕らぬ狸の腹鼓

趣味やお出かけなどの話題を雑多に虚実織り交ぜて

コーダ あいのうた

年末年始の休暇中にやりたかったことリスト

 

・自転車で坂をのぼる

・職場で履いている靴を洗う

・『コーダ あいのうた』をアマプラで観る

 

上記3つをすべて達成いたしました!

やったー!

自転車での登坂チャレンジにおいては立ちごけしてディレイラーハンガーをお釈迦にし、靴は帰省中に実家で洗って干しておいてそのまま持って返ってくるのを忘れたけども!

イヤホンなかったから映画は音絞って観たけども!

とにかく、最高の年末年始でした。

 

登坂チャレンジについては、あとでまた書くかもしれないので、今回は『コーダ あいのうた』についてさらっと書きます。

有名作品だし、あらすじは詳細なものがネット上にたくさんあるのでここでは割愛!

 

もともと気になっていた作品なのですが、観たいみたいと思っているうちに映画館での上映期間が終わってしまい、そのまますっかり時間が過ぎ去り時は昨年12月。

職場の同僚から、地元の福祉団体が『コーダ あいのうた』の上映会をやるよ! と教えてもらいました。

「え、ぜひ行きたい!」とチラシを貰ったものの、日頃まったくご縁のない福祉団体主催のイベントに無料映画目当てで申し込むのも若干気がひけるなぁ……と逡巡しつつ、ふと思い立って検索したら、なんとアマプラで配信されてるじゃないですか!

入ってはいるけど、送料無料以外の恩恵をまったく受けていないことで有名なアマゾンプライム

更新のたびに「今年はめっちゃプライム動画を見漁るぞ!」と決意するのに、なんやかや多くても年3作位しか観ないことで有名なアマゾンプライムビデオ!

12/30の実家の居間で視聴してきました。

 

いやー、爽やかな作品でした。

トラブルや困難が色々と描かれているけれど、それでも視聴後は晴れやかな気持ちになる映画です。

家族ものでもあり、青春ものでもありますが、ひとことで、「これは家族の物語」みたいにまとめちゃってはいけないやつですね。

あくまでもその家族や青春はコーダである主人公のものなのです。

(もちろん、コーダの生活がみんなこのようなものであると捉えたというわけではないです)。

ところどころ、学校行事のコンサートのシーンとか「そこは行政サービスで通訳派遣依頼しなよ」って思ってしまうところがありましたが、アメリカだとそういうシステムはないのかな。

主人公がデュエットで歌っていた曲、素敵だったなぁ……。

 

家族がもっと外に開けていれば、(というか、社会がもっと開けていれば)、ルビーの生活は幼少期からもっとずっと違ったものになったんじゃないのかとか、ヤングケアラー問題などについても考えてしまいました。

父と兄と早朝の漁に行く時間は、回想シーンなどを観るに彼女にとっても大切な時間だったのでしょうけど、それでもなんだかなぁ……。

視聴後の爽やかな気分で終わりにしないで、社会の在り方などについて関心を寄せていかなければならないなと思った2022年末でした。