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捕らぬ狸の腹鼓

小説・マンガ・ミュージカル等、趣味の話題を雑多に

2016年を振り返る

いつのまにやら年の瀬ですよ。

やらなきゃいけないことが色々と終わってないのに、明日はもう大晦日ですって。困りましたね。

大掃除は端からやる気がなかったのでまあいいとして、来年用の手帳すら買っていないという体たらく。猫絵十兵衛シリーズの新刊も買いそびれたまま。書店に行って探すのも面倒だし、いっそ両方ともアマゾンさんで買おうかとも思ったけれど、年末年始なんてひどく忙しいだろう時期に運送業者の仕事を増やすのもなあ……。

だからといって、寒い中、外出したくないし……。

逡巡の末、手帳も漫画もしばらくはおあずけに。

年賀状を出し終えただけでもマシとしましょう。

 

そんなこんなな師走の終わりですが、ざっとこの一年を振り返ってみたいと思います。

一月から更新がストップしてましたけど、ここでまとめて書くことでチャラにしようという魂胆。

 

 

テニスの王子様

 ・許斐 剛☆サプライズLIVE ~一人テニプリフェスタ~

 前の記事にも書いた通り、一月十六日に豊洲PITで行われた許斐先生のソロライブに行ってきました。最高でした。

 

 跡部景吾生誕記念 氷帝学園3年A組クラスメイト募集企画

 正式な企画タイトルがわからん。

 「あなたも氷帝学園3年A組跡部様のクラスメイトになろう!!」企画なのか「跡部くんのクラスメイト募集企画」なのか。

 ↑に書いた先生ライブで

跡部くん「今年の俺の誕生日、一つ派手に頼みますよ」

許斐先生「了解」

 なんてやりとりがあったから、なにかしら面白いことをしてくれるんだろうなとは思ってましたけど、ましたけれども。

 跡部くんの誕生日、十月四日に発売された新テニ十九巻の帯についている応募券を貼ってハガキを出せば、だれでも跡部くんのクラスメイトになれるという素敵な企画。

 応募者全員ってヤバくない?  ヤバいよね。ヤバいわ。

 もちろん応募しました。

 

 テニプリフェスタ2016~合戦~ 梅の回

 去る十月十六日、日本武道館で開催されたテニフェスに行ってきました。

 いやあ、楽しかった。最高だった。凄かった。

 特に「す、すげえ」ってなったのが、以下の二つ。

 

 一つ目。仁王のソロ「未完成」でのコーレス後の

仁王「おまんら、いい子じゃ」

 あのとき襲ってきた感情はなんだろう……。ときめき?  幸せ? ハピネス?

 なんかよくわからんけどもんのすごい「陽」の感情に溺れかけました。

 左隣の人は崩れ落ちてた。

 

 二つ目。跡部くんのソロ後、ハケ際。そっとマイクを包み込んでのリップ音。

 ブログでは「跡部くん」なんて書いてるし、普段も大人ぶってというか余裕ぶってというか「跡部くん」呼びだけど、やっぱりああいうところだと「跡部さまー!」になっちゃう雌猫でしてね。もともと金持ちとか自分に自信があるキャラが大好きだしね。

 みんなソロの後には、各キャラの決め台詞とかなにかしらの言葉を言ってから去っていくわけでして。ってことはきっと跡部くんもなにかしら言ってくれるだろうと客席は予想するわけでして。しかも跡部くんの中の人はかなりのエンターティナーなわけでして。そりゃもう、雌猫としましては、跡部さまに期待するのも当然なわけでして。

 で、跡部さまが歌い終わった後に、そっとマイクを両手で包み込むのを見守っていましたら、聞こえてきたのがなんとまさかのリップ音。

 正直、マジで死ぬかと思った。

 そう思ったのは、わたしだけじゃなかったようで、大量の雌猫たちが、悲鳴とともに膝から崩れ落ちていました。

 わたしもあまりの衝撃に上半身はのけぞりましたけど、なんとか下半身には保ってもらいました。二階席の、しかもかなり後ろのほうだったので、崩れ落ちるのは怖かったのですよ。

 あんなに大勢の女性が一度に崩れ落ちていく姿、多分もう二度と見ることはないでしょう。

 

 ほかにも小野坂さんのメイド姿が可愛かったこととか、成さんのマスターとか、白石と大石の登場だとか、ホント楽しかったです。

 

 

『舞台』

 ・ウェストサイド物語

 劇団四季の「ウェストサイド物語」を見てきました。

 映画版しか見たことがなかったので、舞台版を見るのはこれが初めて。

 ダンスはやっぱり圧巻の一言。

 ただ、映画版よりも見ていて気が滅入りました。

 それを意図した演出なんでしょうけどね。

 移民差別。人種差別。男女差別。

 こうやって見せつけられると辛いなあ。

 正直、もう一度見たいとは思えません。

 

 遠野物語・奇ッ怪 其の参

 奇ッ怪シリーズの三作目。今回は遠野物語がモチーフになっています。

 瀬戸康史さんの演技力を改めて見せつけられました。

 瀬戸康史さんのことは朝ドラ「あさが来た」ではじめて知ったのですけど、そのときも「なんかいいなあ」と思っていたのですけど、でもわたしの目は完全に玉木宏さんと柄本佑さんの夫組を追っちゃっていまして。

 その後べつのドラマで主人公の同期役を演じているのを見て、「素敵な役者さんだなあ」と思うも、やっぱりほかの出演者に心を奪われ。

 しかし今回は完全に瀬戸康史さんに目も心もすべてを持っていかれました。

 瀬戸さん、シャーマンみたいな役どころだったんですけど、実際に舞台上になんか降ろしちゃってましたよ、あれは。見えましたもん。田舎道に立っているわたしの顔を覗きこんでくる化け物の姿が。恐怖が数日間は消えませんでした。

 

 

『映画』

ズートピア

 「スタートレック」とか「ファンタスティック・ビースト」とか、ほかにもいろいろ見たいものがあったのに、結局今年は二つしか見に行けませんでした。出不精だから。

 ズートピアは吹き替えで観ました。ニック(CV:森川智之)、素敵だわー。

 映画自体、最高に面白かったのだけれど、前評判を聞いて期待値爆上げ状態で映画館へ行ってしまったため、ところどころ気になる点が……。

 ほとんどのキャラクターは自身の差別的言動について反省並びに謝罪しているのに、ボゴ所長だけなんにもしてなくね? とか、

 警官のわりに結構暴力的な手段を取ってないかとか……。

 ・勝手にまわしたボイスレコーダー

 ・マフィアの手を借りての拷問

 上記二点だけを並べると、タカとユージの所業かな? ってなりません?

 ところがどっこい、これらをやってのけたのは、ディズニー映画の主人公なんですよ。びっくりだね!

 あぶない刑事、ニックとジュディ。

 トライエブリシング! ただし手段は問わない。って感じ。

 ほかにも「んん?」となった箇所がいくつかあった気もするけれど、覚えてないのでこのあたりで。

 でもホント、最高の作品だったと思います。できがいいからこそ、ちょっとした部分が余計に気になっちゃうってだけで。良い意味で印象的なシーンだってたくさんあるんですよ。

 ジュディがフラッシュを急かす場面とか、「象は記憶力がいいんだ」のくだりとか、可愛くて面白くて、でも笑ったあとに「あれ?」ってなる。

「それって差別じゃない?」

「ステレオタイプにとらわれすぎじゃない?」

「ってか、わたしも普段、やっちゃってない?」

 で、見終わった後に楽しい気持ちを抱えつつ脳内で開催される反省会。

 吹き替えでしか見ていないので、あとでDVDをレンタルしてきて字幕版も見たいなあ。

 

 ……と、ここまで書いたところでまた反省会。というか、自己嫌悪。

 さっき「ウェストサイド物語」はもう二度と見たくないと書いた直後に、「ズートピア」はまた見たいって……。

 社会問題を悲惨な形で見せられるのは嫌だけど、可愛いいもの・笑えるものにくるんで加工してあったら喜んで見ますってのは、なんというかこう、自分の幼稚さを再確認した感じでね……。ああ、辛いわ。

 

 ゴーストバスターズ

 こちらは字幕版で見ました。

 リブート版の女性四人組のやつです。

 「ズートピア」は期待値爆上げ状態で見たから、ちょっと評価が辛口になっちゃいましたけど、こっちは逆ですね。

 オリジナルのほうの「ゴーストバスターズ」を見て、

「あ、なんかノットフォーミーっぽいぞこれは」

 と思いつつ劇場に足を運んだのですけど、ところがどっこいめちゃくちゃよかった。

 ハードルは高さ三十センチもなかったっていうのに、大気圏まで跳ばれちゃった感じです。

 ホルツマンは格好良い。ケヴィンは素敵。ああ、幸せだわ。

 観賞前は

「ケヴィンが紅一点的な扱いだったらやだな」

「ケヴィンはトロフィーなのかなあ」

 なんて思ってましたけどね、そういう枠をぶち壊してましたね、彼は。

 

『本・漫画』

 記録をつけてないもんで、本棚を眺めてみてもそのうちのどれが今年読んだものなんだかわからないというありさまでして。

「これは絶対に今年に入ってから読んだぞ」ってものの中から、印象的なものをいくつかあげてみます。

 

 ・静かな炎天

 探偵:葉村晶シリーズ最新作。

 「暗い越流」とか、「さよならの手口」とか、最近また、彼女によく会えている気がします。

 葉村晶シリーズというか、若竹七海作品が好きなのですけど、これもやっぱり好きでした。

 

 ・いまさら翼といわれても

 古典部シリーズ最新作。

 これもやっぱり、古典部シリーズが好きというよりも米澤穂信作品が好きだというほうが正しいですね。

 久しぶりの古典部シリーズということで、わくわくしながら発売日を待っていたのですけれど、実はまだ読めていません。

 主人公たちが成長していくシリーズって、読むのに勇気がいるんですよね。わたしの知っていた、好きだった彼らがどんどん変わっていくのがね、ちょっと辛くて。

 葉村晶はもう最初っから大人だったし、職業探偵ものだから人も当然死んでいく世界観だし、変化も成長も超常現象並みにどんとこい! って感じなんですけどね。

 ほら、折木くんたちったら、高校生なもんだから、未成年なもんだから、そんでもって思春期なもんだから、環境とか心情とかの変化がね、結構、胸に来るんですよね。

 前作「ふたりの距離の概算」もね、面白かったにもかかわらず、読了に苦労しましたからね。

 わたし、フィクションには安寧を求めたいタイプなんです。

 ただまあ、絶対に面白いだろうということはわかっているので、腹を決めて読みたいと思います、そのうちには。

 

 ・吸血鬼すぐ死ぬ

 チャンピオンで連載中の漫画「吸血鬼すぐ死ぬ」。

 web上の試し読みを読んでハマりました。

 タイトルそのまんま、すぐに死んで灰になる(けどきちんと再生する)吸血鬼が主人公の、新横浜を舞台にしたギャグ漫画。

 現在、四巻まで出ています。

 

 

『そのほかのこと』

 雑誌の懸賞でドライヤーがあたったり、公募ガイドに付箋をもらったりしました。

 あと、「日産 童話と絵本のグランプリ」の童話部門と集英社のWebマガジン「コバルト」の短編小説新人賞に応募しました。どちらも今回がはじめての応募です。

 童話のほうは、正式な発表はまだですが、この時期に連絡が来ていないということは落選確定なのだそうです(ネットの情報)。

 コバルト短編のほうは、四月に結果がわかります。

 最初から良い結果が出ることは期待していません。と言いつつも、せめて「もう一歩の作品」欄に名前が載らないかな……なんて思ってしまう、高望みな人間です。

 文章ね、このブログを読んでいればお分かりになるでしょうけれど、あまり得意じゃないんですけどね。でも、好きなんですよね。読むのも書くのも。

 コバルト短編は、偶数月の十日締め切り。つまり年に六回もチャンスがあります。結果はともかく、できれば来年は、毎回一作品は投稿したいと思っています。

 

 ……というわけで、来年の目標は

『コバルトの短編新人賞に毎回応募する』

『一度は「もう一歩の作品」に入る』

『「いまさら翼といわれても」を読む』

 の三本です。

 それでは、よいお年を。